令和4年度 行政書士基礎知識難易度 標準

令和4年度 行政書士試験 問47 ロシア・旧ソ連の外交・軍事

問題(引用)出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センター「令和4年度 行政書士試験 試験問題」問47(原文のまま・無改変)

ロシア・旧ソ連の外交・軍事に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    1853年に始まったのはクリミア戦争であり、舞台は黒海・クリミア半島です。「ウクライナ戦争」という名称は誤りで、妥当ではありません。

  • 2誤り

    1917年にロシアで起きたのはロシア革命(二月革命・十月革命)です。「名誉革命」は1688年のイギリスの政変を指す語であり、誤りです。

  • 3誤り

    ソ連は1939年にポーランド東部に侵攻し、フィンランドやバルト三国にも勢力を及ぼしましたが、スウェーデンを占領した事実はありません。記述は誤りです。

  • 4誤り

    1962年のキューバ危機では、アメリカは海上封鎖を行いましたが空爆はせず、ソ連がミサイルを撤去して回避されました。「空爆」「キューバ戦争」は誤りです。

  • 5正しい

    ゴルバチョフの新思考外交を背景に、1989年12月のマルタ会談で米ソ両首脳が冷戦の終結を宣言しました。記述は史実に合致し妥当です。

解説

正解は肢5です。1980年代後半、ソ連のゴルバチョフ書記長は新思考外交を掲げて軍縮と緊張緩和を進め、1989年12月のマルタ会談でブッシュ米大統領とともに冷戦終結を宣言しました。肢1はクリミア戦争を「ウクライナ戦争」と誤り、肢2はロシア革命を「名誉革命」と取り違えています。肢3はスウェーデン占領という誤った事実を含み、肢4はキューバ危機を「空爆」「戦争」と誇張しています。近現代史の重要事件の名称と経過を正確に押さえておくことが要点です。

ここがポイント

冷戦の終結はマルタ会談(1989年)で宣言された。ゴルバチョフの新思考外交が前提。クリミア戦争・ロシア革命・キューバ危機など近現代史の事件名と経過を正確に区別する。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和4年度(2022年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。