令和5年度 行政書士基礎知識難易度 標準

令和5年度 行政書士試験 問56 インターネット(ターゲティング広告)

問題(引用)出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センター「令和5年度 行政書士試験 試験問題」問56(原文のまま・無改変)

インターネットに関する次の文章の空欄[   ]にあてはまる語句として、妥当なものはどれか。 2004年に始まったグーグルのGメールはなぜ、[   ]を生成するために個人の通信を読み取ったのだろうか。Gメールのユーザーが、自分の個人的な通信の内容を標的にした[   ]を初めて見た時、世間の反応は早かった。多くの人は反発し、激怒した。混乱した人もいた。グーグルの年代記編者スティーブン・レヴィによると「ユーザーの通信の内容に関連する[   ]を配信することで、グーグルは、ユーザーのプライバシーはサーバを所有する企業の方針次第だという事実を、ほとんど楽しんでいるかのようだった。しかもそれらの[   ]は利益を生んだため、グーグルは、その状況を悪用することにした。」2007年にフェイスブックは[   ]機能ビーコンを立ち上げ、それを「社会に情報を配信する新たな方法」として売り込んだ。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    「ニュース」では、利益を生み出すために個人の通信内容を読み取って配信するという文脈や、Gメールのターゲティングの説明と整合せず、空欄に当てはまりません。

  • 2誤り

    「リツイート」はTwitter上の機能であり、Gメールやフェイスブックのビーコンを論じる本文の文脈に当てはまりません。

  • 3誤り

    「いいね」は反応を示す機能であり、通信内容を標的にして利益を生む対象という文脈に合わず、空欄に当てはまりません。

  • 4誤り

    「コメント」は投稿への書き込みであり、個人の通信内容を読み取って配信し利益を生むという本文の説明と整合しません。

  • 5正しい

    Gメールが通信内容を読み取って配信し、利益を生み、ユーザーが反発した対象は「広告」(ターゲティング広告)です。文脈に最も整合し、空欄に当てはまります。

解説

正解は肢5「広告」です。本文は、グーグルが Gメールでユーザーの通信内容を読み取ってターゲティング広告を配信し、それが利益を生んだことに人々が反発したという、いわゆる監視資本主義を論じる文脈です。空欄には、「個人の通信内容を標的にし」「利益を生む」対象が入るため、ニュースやいいね等ではなく「広告」が最も整合します。同一語が繰り返し入る空欄補充では、すべての箇所に矛盾なく当てはまる語を選ぶのが基本です。

ここがポイント

全空欄に共通して入る語を選ぶ。通信内容を読み取り、利益を生み、反発を招いた対象=ターゲティング広告。監視資本主義の文脈。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和5年度(2023年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。