令和4年度 社労士国民年金法難易度 やや難

令和4年度 社労士試験 問68 20歳前厚年・基礎年金拠出金・資格喪失等

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和4年度 社会保険労務士試験 試験問題」問68(原文のまま・無改変)

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    20歳未満の厚生年金被保険者期間は、当分の間、合算対象期間(カラ期間)とされ、保険料納付済期間ではないため老齢基礎年金額には反映されません。

  • 2誤り

    学生納付特例の期間も納付猶予と同様に追納されなければ老齢基礎年金の額には反映されません。

  • 3誤り

    基礎年金拠出金算定基礎の第1号被保険者数は、保険料納付済期間と免除期間のうち追納可能な範囲を有する者を一定の按分で算入する仕組みで、本肢のような単純な総数ではありません。

  • 4誤り

    20歳未満の厚生年金期間(23歳前まで含まれない設例ではあるが)や65歳までの厚生年金期間のうち、60歳未満の40年(480月)部分が老齢基礎年金額に反映されます。23歳〜65歳の42年のうち60歳超の期間は国年算定対象外なので、実反映は37年(444月)にとどまり満額にはなりません。

  • 5正しい

    第1号・第3号被保険者は60歳到達日に資格喪失(即日喪失)、死亡時は翌日喪失となります。本肢が正しい記述です。

解説

正解は肢5です。第1号・第3号被保険者は60歳到達日に資格を喪失(即日)、死亡時は翌日喪失という、国民年金法上の喪失日の原則どおりです。肢1は20歳未満の厚年期間が合算対象期間(カラ期間)にとどまる扱い、肢2は学生納付特例も追納なしでは反映されない点、肢3は基礎年金拠出金の算定基礎は単純な総数ではない点、肢4は60歳以降の厚生年金期間が老齢基礎年金額算定の対象外である点(合算対象期間化)に注意しましょう。

ここがポイント

60歳到達は即日喪失、死亡は翌日喪失。20歳前・60歳以降の厚年期間は基礎年金額に反映されない。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和4年度(2022年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。