令和2年度 宅建5問免除難易度 易

令和2年度 宅建試験 問49 土地(土地の形質)

問題(引用)出典: 一般財団法人 不動産適正取引推進機構「令和2年度 宅地建物取引士資格試験 試験問題」問49(原文のまま・無改変)

土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

正解4選択肢 4 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    都市化・宅地化により地表が舗装等で覆われ、降雨時に雨水が地中に浸透せず短時間で大量に河川へ流れ込むことが、都市の中小河川氾濫の原因の一つです。適当な記述です。

  • 2正しい

    中小河川の防災の観点からは、その地点だけでなく周辺の地形や防災施設(堤防・遊水地等)にも十分注意して宅地を選定する必要があります。適当な記述です。

  • 3正しい

    液状化の危険を判断するには、現在の地盤条件を調べるとともに、過去の地形(旧河道・埋立地等)を古地図などで確認することが有効です。適当な記述です。

  • 4誤り

    宅地選定では、地形・地質的条件の調査に加え、過去の災害履歴等を知るために周辺住民から情報を聴くことも有益です。『周辺住民の意見は聴かなくてよい』と断ずる点が最も不適当(=本問の正解)です。

解説

正解は肢4です。宅地の選定にあたっては、地形や地質的な条件を調査するだけでなく、過去の浸水・地盤沈下といった災害履歴等の情報を得るために周辺住民の意見を聴くことも有益であり、『聴かなくてよい』と断定する点が最も不適当です。肢1の都市化と中小河川の氾濫、肢2の周辺地形・防災施設への注意、肢3の液状化判定における古地図等の活用は、いずれも適当な記述です。

ここがポイント

土地分野は防災・安全寄りの記述が『適当』、調査や注意を不要・軽視する断定的な記述が『不適当』になりやすい。常識的に安全側の選択肢を選ぶ。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)が公表する令和2年度(2020年度)宅地建物取引士資格試験の試験問題からの引用です。正解番号はRETIO公表の正解番号表に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。(10月実施分)

解説は作成時点(2026-06-06)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。