カフェで作業すると、コーヒー1杯で何時間も粘るのは気が引ける。かといって、コワーキングスペースは月額契約が前提で、たまに使いたいだけの自分には大げさ——。そんな「ちょうどいい作業場所がない」という悩みに、新しい答えを出しているのが SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)です。
蔦屋書店が展開するこの時間制ラウンジは、本に囲まれた空間で、フリードリンクやお菓子をつまみながら、作業も勉強も商談も自由にできます。この記事では、SHARE LOUNGE の料金や使い方、普通のカフェやコワーキングとの違いを整理し、全国の店舗を地域別にまとめました。

SHARE LOUNGEとは——「時間を買う」ラウンジ
SHARE LOUNGE は、TSUTAYA・蔦屋書店を展開する CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が手がける、時間制のラウンジです。2019年11月、渋谷スクランブルスクエアの蔦屋書店内に1号店が誕生しました。掲げるコンセプトは「発想が生まれ、シェアする場所」。
仕組みはとてもシンプルです。利用した時間に応じて料金を払い、その代わりにフリードリンクやお菓子、高速 Wi-Fi、電源が使い放題になります。カフェのように1杯ごとに注文する必要はなく、コワーキングのように会員契約をする必要もありません。「本に囲まれて過ごす時間そのもの」を買う——それが SHARE LOUNGE という業態です。
当初は蔦屋書店の店内に併設される形で広がりましたが、いまでは独立した店舗として全国に展開し、商業施設だけでなくオフィスビルやホテル、マンションの一角にも増えています。

料金体系——時間制が基本
SHARE LOUNGE の最大の特徴は、滞在時間に対して料金を払う「時間制」です。料金は店舗によって異なりますが、目安は次のとおりです(金額は変更されることがあるため、必ず各店舗の公式サイトで最新の料金をご確認ください)。
- 時間料金:おおむね1時間あたり880〜1,900円前後(店舗・プランによる差が大きく、地方店は安め・都心店やアルコール付きは高めの傾向)
- 延長:30分単位などで加算されるのが一般的
- 1日プラン:1日ゆっくり過ごせる定額プランが用意されている店舗もあります
- 月額プラン:全国の店舗を使える月額制(税込3万円台)が設定されている場合があります
- 個室・会議室:人数制の個室や会議室を時間貸ししている店舗もあります
ポイントは、この料金に「フリードリンク」と「フリースナック」が含まれていることです。コーヒー1杯あたりで考えると割高に感じるかもしれませんが、ドリンク・お菓子・Wi-Fi・電源・快適な席までを「時間でまとめて買う」と考えると、納得感のある仕組みです。
料金に含まれるもの——フリードリンクとナッツ
SHARE LOUNGE が「ただの作業スペース」と違うのは、滞在を快適にする中身が料金に含まれている点です。店舗によって内容は異なりますが、おおむね次のようなものが用意されています。
- フリードリンク:コーヒー、紅茶、各種ソフトドリンク、スープなど。店舗によってはフルーツやアルコール(ビールなど)を置くところもあります
- フリースナック:ナッツ、チョコレート、プレッツェルなど、つまめるお菓子(店舗により数十種類をそろえる店もあります)
- 高速 Wi-Fi と電源:PC作業やオンライン会議に対応
- 設備の貸し出し:モニターやケーブルを貸し出す店舗もあります
- ゆったりした座席:ソファ、テーブル、カウンターなど、用途に応じた席。1人あたりのスペースを広めにとった設計が多いのも特徴です
飲食物の持ち込みが可能な店舗も多く、「ドリンクとお菓子は店のものを楽しみつつ、食事は持ち込む」といった使い方もできます。
普通のカフェ・コワーキングとの違い
SHARE LOUNGE は、カフェとコワーキングのちょうど中間にあるような存在です。一般的なコワーキングスペースと並べてみると、その性格がよく分かります。
料金の仕組み
気軽さ
ドリンク・お菓子
雰囲気
向いている使い方
カフェと比べると、SHARE LOUNGE は「1杯で粘る後ろめたさ」がなく、電源やWi-Fiが確実に使え、ドリンクもお代わり自由です。一方で、毎日同じ場所に通って腰を据えて働きたいなら、月額のコワーキングスペースのほうが割安になることもあります。「たまに、数時間、気持ちよく作業したい」というニーズに、SHARE LOUNGE はぴたりとはまります。
こんな使い方・こんな人に向いている
SHARE LOUNGE は、次のようなシーンで力を発揮します。
- リモートワークの合間に、家でも会社でもない場所で集中したいとき
- 資格の勉強や読書を、静かすぎず・うるさすぎない環境でしたいとき
- 出張や外回りの空き時間に、腰を落ち着けてPC作業やオンライン会議をしたいとき
- 打ち合わせ・商談を、カフェより落ち着いた雰囲気で行いたいとき
- 待ち合わせまでの時間や、乗り換えの合間にゆっくり過ごしたいとき
逆に、「とにかく安く長時間こもりたい」「毎日通う固定席がほしい」という場合は、時間制という性質上、月額の自習室やコワーキングのほうが向いていることもあります。目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
全国のSHARE LOUNGEを地域別に見る
当サイトでは、全国の SHARE LOUNGE を施設として収録しています。ここでは主な店舗を地域別に紹介します。評価(★)は Google の口コミ件数と平均点をもとにしています。
東北・北陸・甲信越
SHARE LOUNGE 新潟万代★4.3(64件)・新潟県/新潟駅エリア・時間制カフェラウンジ&コワーキング 詳細を見る SHARE LOUNGE 多賀城店★4.3(11件)・宮城県/多賀城駅 徒歩1分・TSUTAYA系 詳細を見る TSUTAYA BOOKSTORE 金沢エムザ SHARE LOUNGE★4.6(9件)・石川県/金沢駅 徒歩11分 詳細を見る SHARE LOUNGE 御旅屋セリオ★4.1(10件)・富山県/末広町駅 徒歩2分・高岡 詳細を見る首都圏
SHARE LOUNGE TSUTAYA BOOKSTORE 川崎駅前店★3.9(91件)・神奈川県/京急川崎駅 徒歩3分 詳細を見る SHARE LOUNGE 海老名店★4.1(54件)・神奈川県/海老名駅 徒歩1分 詳細を見る 湘南 T-SITE SHARE LOUNGE★3.8(36件)・神奈川県/藤沢・湘南T-SITE内 詳細を見る関西・四国
京都 蔦屋書店 SHARE LOUNGE★4.2(72件)・京都府/京都河原町駅 徒歩1分・8:30〜21:00 詳細を見る SHARE LOUNGE TAKAMATSU ORNE★4.2(37件)・香川県/高松駅 徒歩1分・駅直結 詳細を見るこのほかにも全国に店舗が広がっています。最新の店舗一覧や、お近くの作業に使えるカフェ・ラウンジは、以下からも探せます。
利用前に知っておきたいこと
- 料金・営業時間・サービス内容は店舗ごとに異なり、変更されることもあります。来店前に各店舗の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
- 時間制のため、長く滞在するほど料金は加算されます。長時間こもる予定なら、1日プランや月額プランの有無もチェックすると安心です。
- 混雑する時間帯(夕方〜夜、土日)は席が埋まりやすい店舗もあります。
- 店舗によってフリードリンク・フードの内容、アルコールの有無、個室の有無が異なります。目的に合った店舗を選びましょう。
よくある質問
Q. SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)とは何ですか? A. 蔦屋書店・TSUTAYAを展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が運営する、時間制のラウンジです。2019年に渋谷で1号店が開業しました。フリードリンクやナッツ・お菓子、高速Wi-Fi、電源を備え、本に囲まれた空間で作業・勉強・商談・休憩ができます。
Q. SHARE LOUNGEの料金はいくらですか? A. 料金は時間制で、店舗により異なりますが、おおむね1時間あたり880〜1,900円前後が目安です(店舗による差が大きく、アルコール付きプランはさらに高くなります)。1日利用プランや、全国の店舗を使える月額プラン(税込3万円台)が用意されている場合もあります。フリードリンク・フリースナックは料金に含まれます。正確な料金は各店舗の公式サイトでご確認ください。
Q. SHARE LOUNGEは普通のカフェやコワーキングと何が違うのですか? A. カフェのように1杯ごとに注文するのではなく、滞在時間に対して料金を払う仕組みです。会員契約が前提のコワーキングと違い、ふらりと立ち寄れます。フリードリンクやナッツが付き、本に囲まれて過ごせる点が特徴で、「過ごす時間そのもの」を買うサービスといえます。
Q. SHARE LOUNGEは勉強や仕事に使えますか? A. はい。高速Wi-Fi・電源・ゆったりした座席が用意され、PC作業や勉強、オンライン会議、商談などに向いています。フリードリンクやお菓子で長時間でも快適に過ごせます。ただし時間制のため、長く滞在するほど料金は加算される点に注意しましょう。
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- SHARE LOUNGEを生んだ会社の物語は 蔦屋書店はなぜ「居たくなる」のか で詳しく扱っています。
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料金・営業時間・サービス内容は変更される場合があります。来店前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。