平成29年度 行政書士試験 問53 山崎豊子の著作
次の記述のうち、社会の様々な問題を題材に取り上げた小説家・山崎豊子の著作として、妥当なものはどれか。
肢ごとの解説
- 1誤り
『官僚たちの夏』は城山三郎の作品で、通商産業省の官僚を描いたものです。山崎豊子の著作ではなく、内容説明も不正確で妥当ではありません。
- 2誤り
『苦海浄土』は石牟礼道子の作品で、水俣病を題材としたものです。原発事故避難者を描いた山崎豊子作品ではなく、妥当ではありません。
- 3正しい
『白い巨塔』は山崎豊子の代表作で、大学医学部の教授選を巡る権力闘争と医療過誤訴訟を描いています。著者・内容ともに正しく、妥当な記述です。
- 4誤り
『蟹工船』は小林多喜二のプロレタリア文学作品で、北洋漁業の過酷な労働を描いたものです。山崎豊子の著作ではなく、内容説明も誤りです。
- 5誤り
『複合汚染』は有吉佐和子の作品で、農薬や合成洗剤等による環境汚染を扱ったものです。山崎豊子の著作ではなく妥当ではありません。
解説
小説家・山崎豊子の著作を問う問題で、妥当なのは肢3です。『白い巨塔』は山崎豊子の代表作であり、大学医学部における教授選を巡る権力闘争と、外科手術に関連する医療過誤訴訟を描いた社会派長編です。他の選択肢は著者が異なります。『官僚たちの夏』は城山三郎、『苦海浄土』は石牟礼道子(水俣病)、『蟹工船』は小林多喜二、『複合汚染』は有吉佐和子の作品です。山崎豊子は他に『華麗なる一族』『不毛地帯』『沈まぬ太陽』『大地の子』など社会問題を扱う作品で知られており、代表作と著者の対応を整理しておくことが有効です。
ここがポイント
『白い巨塔』は山崎豊子の代表作(医学部教授選・医療過誤)。『官僚たちの夏』は城山三郎、『苦海浄土』は石牟礼道子、『蟹工船』は小林多喜二、『複合汚染』は有吉佐和子。
本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する平成29年度(2017年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
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