令和2年度 行政書士試験 問52 新しい消費の形態(社会)
新しい消費の形態に関する次のア~エの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。 ア 定額の代金を支払うことで、一定の期間内に映画やドラマなどを制限なく視聴できるサービスは、ギグエコノミーの一つの形態である。 イ シェアリングエコノミーと呼ばれる、服や車など個人の資産を相互利用する消費形態が広がりつつある。 ウ 戸建住宅やマンションの部屋を旅行者等に提供する宿泊サービスを民泊と呼び、ホテルや旅館よりも安く泊まることや、現地の生活体験をすることを目的に利用する人々もいる。 エ 詰替え用のシャンプーや洗剤などの購入は、自然環境を破壊しないことに配慮したサブスクリプションの一つである。
肢ごとの解説
- 1誤り
アが誤りです。定額で映画やドラマを見放題で視聴できるのは『サブスクリプション』であり、単発の仕事を請け負う『ギグエコノミー』とは異なります。
- 2誤り
アが誤りであるため不適切です。
- 3正しい
イ(服や車など個人の資産を相互利用するシェアリングエコノミー)とウ(住宅の部屋等を旅行者に提供する民泊)がいずれも妥当な組合せです。
- 4誤り
イは正しいものの、エが誤り(詰替え用商品の購入はサブスクリプションではない)であるため不適切です。
- 5誤り
ウは正しいものの、エが誤りであるため不適切です。
解説
妥当な組合せを選ぶ問題です。イは正しく、服や車など個人の資産を相互に利用しあう消費形態はシェアリングエコノミーと呼ばれます。ウも正しく、戸建住宅やマンションの部屋を旅行者等に提供する宿泊サービスは民泊と呼ばれ、ホテル・旅館より安く泊まれることや現地の生活体験を目的に利用されます。アは、定額で映画・ドラマを見放題にするサービスがサブスクリプションであってギグエコノミー(単発の仕事を請け負う働き方・経済)ではない点で誤り、エは詰替え用商品の購入が定額継続課金を本質とするサブスクリプションには当たらない点で誤りです。したがってイ・ウの肢3が正解です。
ここがポイント
シェアリングエコノミー=資産の相互利用、民泊=住宅を旅行者に提供。見放題サービスはサブスクリプション、単発の仕事の経済はギグエコノミーで概念を区別する。
本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和2年度(2020年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。