令和6年度 行政書士基礎知識難易度 易

令和6年度 行政書士試験 問47 政治(政党・メディアリテラシー等)

問題(引用)出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センター「令和6年度 行政書士試験 試験問題」問47(原文のまま・無改変)

政治に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    政党助成法は、所属国会議員5人以上、または所属議員が1人以上で直近の国政選挙で得票率2%以上、という政党要件を満たす政党に政党交付金を交付すると定めています。記述は制度の趣旨を正しく述べており妥当です。

  • 2正しい

    メディア・リテラシーとは、メディアの発信する情報を主体的・批判的に読み解き、また自ら情報を発信する能力を指す概念です。記述のとおりであり妥当です。

  • 3正しい

    政治資金規正法は、政治資金の収支報告書の公開や寄附の量的・質的規制を通じて政治活動の公明と公正を確保することを目的としています。記述は法の趣旨に沿っており妥当です。

  • 4正しい

    特定の支持政党を持たない有権者層は無党派層と呼ばれ、選挙結果を左右する存在として注目されます。記述は用語の説明として妥当です。

  • 5誤り

    記述の内容は女性の権利拡張を目指すフェミニズムの説明です。ポピュリズムは大衆の感情に訴え既存のエリートや体制を批判する政治手法を指す別概念であり、本肢が妥当でない記述です。

解説

正解は肢5です。問われているのは「妥当でないもの」で、肢5が示す「女性差別に反対し権利を男性と同等にして女性の能力や役割の発展を目指す主張や運動」はフェミニズムの説明です。ポピュリズムは、大衆の不満や感情に訴えかけ、既成のエリートや既存政治を批判して支持を集める政治手法・思想を指す、まったく別の概念です。肢1〜4は政党助成・メディアリテラシー・政治資金規正法・無党派層のいずれも基礎的な用語として正確に説明されています。用語の意味を正しく対応づけられるかが問われています。

ここがポイント

フェミニズム=女性の権利向上を目指す思想・運動。ポピュリズム=大衆の感情に訴え既存エリートを批判する政治手法。両者は別概念であり混同しないこと。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和6年度(2024年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。