令和6年度 行政書士基礎知識難易度 標準

令和6年度 行政書士試験 問48 中東・パレスチナ問題

問題(引用)出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センター「令和6年度 行政書士試験 試験問題」問48(原文のまま・無改変)

中東やパレスチナに関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    1947年の国連総会パレスチナ分割決議(決議181号)は、パレスチナをアラブ人国家・ユダヤ人国家・エルサレムを中心とする国際管理地区に分割する内容でした。記述は史実どおりであり妥当です。

  • 2正しい

    1948年5月のイスラエル建国宣言に反発した周辺アラブ諸国が侵攻し、第一次中東戦争(パレスチナ戦争)が勃発しました。記述は史実どおりであり妥当です。

  • 3正しい

    1987年にイスラエル占領地のガザ・西岸で始まった大規模な民衆蜂起は第一次インティファーダと呼ばれます。記述は史実どおりであり妥当です。

  • 4正しい

    1993年のオスロ合意(パレスチナ暫定自治協定)によりPLOとイスラエルが相互承認し、ガザ・西岸の一部でパレスチナの先行自治が始まりました。記述は史実どおりであり妥当です。

  • 5誤り

    2020年のアブラハム合意で国交正常化に合意したのはイスラエルとUAE・バーレーンであり、アメリカが仲介しました。仲介国を日本とし相手国にイランを含める点が誤りで、本肢が妥当でない記述です。

解説

正解は肢5です。2020年にイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)・バーレーンなどとの国交正常化を実現したのはアブラハム合意で、仲介したのはアメリカ(トランプ政権)です。日本が仲介した事実はなく、また相手国としてイランは含まれません。イランはイスラエルと敵対関係にあり、この点でも明白に誤りです。肢1〜4は分割決議(1947年)・第一次中東戦争(1948年)・第一次インティファーダ(1987年)・オスロ合意(1993年)と、いずれも年代と内容が正確です。中東現代史の主要な節目を年代とともに押さえることが要点です。

ここがポイント

2020年アブラハム合意=米国仲介でイスラエルとUAE・バーレーンが国交正常化。日本仲介・イラン参加は誤り。イランはイスラエルと敵対関係にある点に注意。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和6年度(2024年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。