令和7年度 行政書士基礎知識難易度 標準
令和7年度 行政書士試験 問51 経済(ミクロ経済学)
問題(引用)出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センター「令和7年度 行政書士試験 試験問題」問51(原文のまま・無改変)
経済に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。
肢ごとの解説
- 1正しい
需要曲線は、ある財について消費者が一定期間に消費したい量を価格の関数として描いた曲線であり、本肢は妥当です。
- 2正しい
需要の価格弾力性は、価格が1%上昇した際の需要の減少率を意味し、本肢は妥当です。
- 3誤り
取引相手の探索や交渉にかかる費用は取引費用であり、機会費用ではありません。本肢が妥当でない記述です。
- 4正しい
完全競争は、多数の生産者・消費者が参加し個別主体の行動が価格に与える影響が無視できる状態を指し、本肢は妥当です。
- 5正しい
市場の失敗は、外部性等により市場が効率性の達成に失敗する状態を意味し、本肢は妥当です。
解説
正解(妥当でないもの)は肢3です。機会費用とは、ある選択を行ったために断念した次善の選択肢から得られたはずの便益(逸失利益)を意味します。取引相手の探索や条件交渉にかかる費用は『取引費用』であり、これを機会費用とする肢3は妥当ではありません。
ここがポイント
機会費用とは、ある選択をしたために断念した次善の選択肢から得られたはずの価値をいう。取引相手の探索・交渉にかかる費用は『取引費用』であり、両者の混同が誤り。
本ページに掲載する問題文・選択肢は、一般財団法人 行政書士試験研究センターが公表する令和7年度(2025年度)行政書士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。