平成29年度 社労士労務管理その他の労働に関する一般常識難易度 やや難

平成29年度 社労士試験 問35 我が国の高齢者

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「平成29年度 社会保険労務士試験 試験問題」問35(原文のまま・無改変)

我が国の高齢者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は、「 平成28年版厚生労働白書( 厚生労働省 )」を参照しており、当該白書又は当該白書が引用している調査による用語及び統計等を利用している。

正解1選択肢 1 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    白書によれば、世帯主が65歳以上の世帯の世帯人員1人当たり平均所得額は全世帯平均額を上回っており、2割以上下回るとする本肢は誤りで、正解肢となります。

  • 2正しい

    60歳以上の高齢者の自主的社会活動への参加割合は増加傾向にあるという白書の記述どおりで正しい記述です。

  • 3正しい

    65歳以上の非正規雇用者の現在の雇用形態についた主な理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多いという白書の記述どおりで正しい記述です。

  • 4正しい

    65歳以上の高齢者のいる世帯の単独世帯構成割合は1986年の1割強から2015年の約4分の1まで上昇し、夫婦のみ世帯と合わせて半数超という白書の記述どおりで正しい記述です。

  • 5正しい

    65歳以上の雇用者は非正規の割合が高く、2015年には約4分の3を占めるという白書の記述どおりで正しい記述です。

解説

平成28年版厚生労働白書を参照する一般常識問題です。世帯主が65歳以上の世帯について、世帯人員1人当たり平均所得額は、世帯規模が小さい(単独世帯・夫婦のみ世帯が多い)こともあり、全世帯平均額を上回る水準にあります。本肢1の「2割以上下回っている」は誤りで正解肢となります。他の肢は、自主的社会活動への参加割合の増加、非正規雇用形態を選ぶ理由(時間の都合)、単独世帯・夫婦のみ世帯の増加、65歳以上の非正規割合(約4分の3)など、白書の記述どおりであり正しい記述となります。

ここがポイント

65歳以上世帯の1人当たり平均所得額は全世帯平均を上回る(世帯人員が少ないため)。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する平成29年度(2017年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。