平成29年度 社労士試験 問63 任意加入被保険者及び特例による任意加入被保険者の資格の取得及び喪失
任意加入被保険者及び特例による任意加入被保険者の資格の取得及び喪失に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
肢ごとの解説
- 1正しい
海外在住の特例任意加入被保険者は、日本国籍を喪失したときに資格を喪失する取扱いで正しい記述です。
- 2正しい
国内在住要件で加入している特例任意加入被保険者が住所を国外に移したときの資格喪失の規定どおりで正しいです。
- 3正しい
海外在住の任意加入被保険者が厚生年金保険被保険者となったときは、第2号被保険者となるため任意加入の必要がなくなり、取得日に任意加入被保険者の資格を喪失する取扱いで正しいです。
- 4誤り
特例任意加入被保険者には、保険料滞納2年経過による資格喪失の規定はありません。本肢はそのような規定があるかのように述べる点で誤りです。
- 5正しい
海外在住の20歳以上65歳未満の日本国籍者が任意加入の申出をしたときは、申出をした日に被保険者資格を取得する取扱いで正しいです。
解説
正解は肢4です。65歳以上70歳未満の特例による任意加入被保険者には、保険料を2年間滞納したことを理由とする資格喪失の規定はありません。保険料滞納2年経過による資格喪失は通常の任意加入被保険者(20歳以上65歳未満)に存在する規定(厚生労働大臣が指定する期日までに納付なき場合の取扱い)で、特例任意加入被保険者には適用がないため本肢は誤りです。肢1・2は特例任意加入被保険者の喪失事由(日本国籍喪失・国内住所喪失)、肢3は海外在住任意加入被保険者の厚生年金保険適用による資格喪失、肢5は海外在住者の任意加入申出による取得日について、いずれも正しい記述です。
ここがポイント
任意加入と特例任意加入の異同に注意。保険料滞納2年経過による資格喪失規定の有無は両者で異なる典型論点です。
本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する平成29年度(2017年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。