平成30年度 社労士試験 問75 介護保険料・児童手当・確定給付企業年金
次の文中の【 】の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。
1介護保険法第129条の規定では、市町村又は特別区が介護保険事業に要する費用に充てるため徴収しなければならない保険料は、第1号被保険者に対し、政令で定める基準に従い条例で定めるところにより算定された保険料率により算定された額とされ、その保険料率は、おおむね【A】を通じ財政の均衡を保つことができるものでなければならないとされている。211歳、8歳、5歳の3人の児童を監護し、かつ、この3人の児童と生計を同じくしている日本国内に住所を有する父に支給する児童手当の額は、1か月につき【B】である。なお、この3人の児童は、施設入所等児童ではなく、かつ、父の所得額は所得制限額未満であるものとする。3確定給付企業年金法第29条第1項では、事業主(企業年金基金を設立して実施する確定給付企業年金を実施する場合にあっては、企業年金基金。)は、次に掲げる給付を行うものとすると規定している。⑴老齢給付金⑵ 【C】 4確定給付企業年金法第36条の規定によると、老齢給付金は、加入者又は加入者であった者が、規約で定める老齢給付金を受けるための要件を満たすこととなったときに、その者に支給するものとするが、この規約で定める要件は、次に掲げる要件を満たすものでなければならないとされている。⑴ 【D】の規約で定める年齢に達したときに支給するものであること。⑵政令で定める年齢以上⑴の規約で定める年齢未満の規約で定める年齢に達した日以後に実施事業所に使用されなくなったときに支給するものであること(規約において当該状態に至ったときに老齢給付金を支給する旨が定められている場合に限る。)。また、⑵の政令で定める年齢は、【E】であってはならないとされている。
語群
- 1. 2年
- 2. 3年
- 3. 5年
- 4. 10年
- 5. 40歳未満
- 6. 45歳未満
- 7. 50歳未満
- 8. 55歳以上65歳以下
- 9. 55歳未満
- 10. 60歳以上65歳以下
- 11. 60歳以上70歳以下
- 12. 65歳以上70歳以下
- 13. 30,000円
- 14. 35,000円
- 15. 40,000円
- 16. 45,000円
- 17. 遺族給付金
- 18. 障害給付金
- 19. 脱退一時金
- 20. 特別給付金
空欄の正解
- A2. 3年
介護保険の第1号被保険者の保険料率は、おおむね『3年』を通じ財政の均衡を保つことができるものでなければなりません(介護保険法第129条第3項)。介護保険事業計画の3年周期に対応します。
- B14. 35,000円
3歳以上小学校修了前の第1子・第2子は各10,000円、第3子以降は15,000円です。11歳・8歳・5歳の3人なら10,000+10,000+15,000=『35,000円』となります。
- C19. 脱退一時金
確定給付企業年金法第29条第1項で必ず行う給付は、老齢給付金と『脱退一時金』です。障害・遺族給付金は任意給付であり、必須給付ではありません。
- D10. 60歳以上65歳以下
老齢給付金の支給開始年齢は『60歳以上65歳以下』の規約で定める年齢に達したときとされています(確定給付企業年金法第36条第2項)。
- E7. 50歳未満
早期退職等による支給開始年齢の下限を定める政令で定める年齢は『50歳未満』であってはならないとされ、50歳が下限の基準となります。
解説
社会保険の一般常識から、介護保険・児童手当・確定給付企業年金を横断して問う選択式です。Aは介護保険料率の財政均衡期間『3年』で、介護保険事業計画の周期と一致します。Bは児童手当の計算問題で、3歳以上小学校修了前は第1・2子各1万円、第3子以降1万5千円のため合計『35,000円』です。Cは確定給付企業年金の必須給付である『脱退一時金』、Dは老齢給付金の支給開始年齢の範囲『60歳以上65歳以下』、Eは早期支給の年齢下限『50歳未満』であってはならない、という条文知識が問われています。児童手当は年齢区分と第何子かで支給額が変わるため、計算に注意が必要です。
ここがポイント
介護保険の第1号保険料率は3年で財政均衡。児童手当は3歳以上小学校修了前で第1・2子各1万円、第3子以降1.5万円。確定給付企業年金の必須給付は老齢給付金+脱退一時金、老齢給付金支給開始は60〜65歳。
本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、平成30年度(2018年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
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