令和元年度 社労士試験 問32
我が国の労使間の交渉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 なお、本問は、「平成29年労使間の交渉等に関する実態調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
肢ごとの解説
- 1正しい
労働協約を「締結している」労働組合は9割を超えています。正しい記述です。
- 2正しい
何らかの労使間の交渉があった事項の上位3つは、賃金・退職給付、労働時間・休日・休暇、雇用・人事に関する事項です。正しい記述です。
- 3正しい
過去3年間に団体交渉を行った労働組合は全体の約3分の2、行わなかった労働組合は約3分の1です。正しい記述です。
- 4正しい
過去3年間に労働争議があった労働組合は5%未満であり、労働争議の発生は限定的です。正しい記述です。
- 5誤り
労使関係が安定的(「安定的に維持されている」と「おおむね安定的に維持されている」の合計)だとする労働組合の割合は約9割であり、約4分の3とする本肢は割合が低すぎて誤りです。
解説
正解は肢5です。労使間の交渉等に関する実態調査によれば、使用者側との労使関係が安定的だとする労働組合の割合は約9割に達しており、本肢が「約4分の3」とする点が誤りです。労働協約の締結率は9割超(肢1)、何らかの交渉があった事項の上位は賃金・労働時間・雇用人事(肢2)、団体交渉を行った組合は約3分の2(肢3)、労働争議があった組合は5%未満(肢4)です。労使関係統計では『労使関係は安定的=約9割』という高い割合を覚えておくことがひっかけ回避の鍵になります。
ここがポイント
労使関係が安定的だとする労働組合は約9割。労働協約締結率は9割超。団体交渉を行った組合は約3分の2、労働争議があった組合は5%未満。
本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和元年度(2019年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
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