令和2年度 社労士労働者災害補償保険法難易度 やや難個数問題

令和2年度 社労士試験 問14 労災保険法の罰則規定

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和2年度 社会保険労務士試験 試験問題」問14(原文のまま・無改変)

労災保険法の罰則規定に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。ア 事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な報告を命じられたにもかかわらず、報告をしなかった場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。イ 事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な文書の提出を命じられたにもかかわらず、提出をしなかった場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。ウ 事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な文書の提出を命じられた際に、虚偽の記載をした文書を提出した場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。エ 行政庁が労災保険法の施行に必要な限度において、当該職員に身分を示す証明書を提示しつつ事業場に立ち入り質問をさせたにもかかわらず、事業主が当該職員の質問に対し虚偽の陳述をした場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。オ 行政庁が労災保険法の施行に必要な限度において、当該職員に身分を示す証明書を提示しつつ事業場に立ち入り帳簿書類の検査をさせようとしたにもかかわらず、事業主が検査を拒んだ場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    ア~オはすべて正しいため、『一つ』は誤りです。

  • 2誤り

    ア~オはすべて正しいため、『二つ』は誤りです。

  • 3誤り

    ア~オはすべて正しいため、『三つ』は誤りです。

  • 4誤り

    ア~オはすべて正しいため、『四つ』は誤りです。

  • 5正しい

    報告の不提出(ア)、文書の不提出(イ)、虚偽記載文書の提出(ウ)、質問への虚偽陳述(エ)、検査の拒否(オ)はいずれも6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される行為であり、正しいものは5つです。本肢が正解です。

解説

正解は肢5(五つ)です。労災保険法の罰則規定(同法51条)では、事業主が必要な報告をしない、文書を提出しない、虚偽記載の文書を提出する、行政庁の職員の質問に虚偽の陳述をする、立入検査を拒み・妨げ・忌避する等の行為について、いずれも6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処すると定めています。ア~オはすべてこの構成要件に該当する行為であり、すべて正しい記述です。報告義務違反・検査妨害等に対する罰則の内容と法定刑を正確に押さえることが重要です。

ここがポイント

労災保険法51条の罰則(報告・文書の不提出、虚偽記載、虚偽陳述、検査拒否等)はいずれも6月以下の懲役又は30万円以下の罰金。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和2年度(2020年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。