令和2年度 社労士労働者災害補償保険法難易度 やや難

令和2年度 社労士試験 問20 労災保険の特別加入

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和2年度 社会保険労務士試験 試験問題」問20(原文のまま・無改変)

労災保険の特別加入に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

正解1選択肢 1 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    第1種特別加入保険料率は、当該事業の労災保険率と同一の率から、全事業の過去3年間の二次健康診断等給付に要した費用の額を考慮して厚生労働大臣が定める率を減じた率です。条文に忠実な正しい記述です。

  • 2誤り

    端数処理の方向が逆です。月数に1月未満の端数があるときは「これを1月に切り上げる」のであり、切り捨てるとする本肢は誤りです。

  • 3誤り

    特別加入保険料算定基礎額は給付基礎日額に応じて定まるもので、第2種が第1種より原則低いという定めはありません。第1種・第2種で算定基礎額に高低関係を設ける規定はなく、誤りです。

  • 4誤り

    第2種特別加入保険料率は、第2種特別加入者の事業又は作業の種類ごとに、それぞれの災害率等を考慮して異なる率が定められています。一律同一とする本肢は誤りです。

  • 5誤り

    第3種特別加入保険料率も、将来にわたり労災保険事業の財政の均衡を保つことができるものでなければならないとされています。第3種を除外する本肢は誤りです。

解説

正しいのは肢1で、第1種特別加入保険料率は事業の労災保険率と同一の率から二次健康診断等給付に係る率を減じた率と定められています。肢2は端数処理が逆で、1月未満の端数は1月に切り上げます。肢3は第2種の算定基礎額が第1種より低いとする根拠規定がなく誤りです。肢4は第2種保険料率が事業・作業の種類ごとに定められている点で誤りです。肢5は第3種特別加入保険料率も財政均衡の要請を受けるため誤りです。特別加入保険料率の構造(第1種=労災保険率ベース、第2種=作業種類ごと、第3種=海外派遣)を整理して覚えるのが攻略の鍵です。

ここがポイント

第1種特別加入保険料率=当該事業の労災保険率−二次健診給付分の率。端数月数は切り上げ、第2種率は作業種類ごとに異なる。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和2年度(2020年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

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