令和2年度 社労士試験 問27 能力開発事業
能力開発事業に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
肢ごとの解説
- 1誤り
地方公営企業法第3章の適用を受ける地方公共団体の経営する企業について、障害者職業能力開発コース助成金を一律に受給できないとする定めはありません。誤りです。
- 2誤り
女性活躍加速化コース助成金の支給対象事業主の規模要件は「常時雇用する労働者の数が300人を超える」ではなく、所定の規模区分によります。本肢の規模要件の記述は正確でなく、誤りです。
- 3誤り
職場適応訓練の対象となる受給資格者には高年齢受給資格者も含まれます。含まれないとする本肢は誤りです。
- 4誤り
解雇による不支給の対象期間の起算点は「計画提出日の前日から6か月前」ではなく、所定の期間で定められており、本肢の期間設定は正確でなく、誤りです。
- 5正しい
認定訓練助成事業費補助金は、職業能力開発促進法第13条の事業主等(中小企業事業主等に限る)が行う認定訓練を振興するため必要な助成・援助を行う都道府県に対して交付されます。正しい記述です。
解説
正しいのは肢5で、認定訓練助成事業費補助金は中小企業事業主等が行う認定訓練を振興するために助成・援助を行う都道府県に対して交付される、いわば国から都道府県への補助金です。肢1は障害者職業能力開発コース助成金の受給を地方公営企業について一律に否定する定めがなく誤り、肢2は女性活躍加速化コース助成金の規模要件の記述が不正確で誤り、肢3は職場適応訓練の対象に高年齢受給資格者が含まれる点で誤り、肢4は解雇による不支給期間の設定が不正確で誤りです。能力開発事業の各助成金は対象者・規模要件・交付先を細かく区別して整理しましょう。
ここがポイント
認定訓練助成事業費補助金の交付先は『都道府県』。各助成金の対象・規模要件・交付先を取り違えないよう整理する。
本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和2年度(2020年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。