令和2年度 社労士労務管理その他の労働に関する一般常識難易度 難

令和2年度 社労士試験 問32 我が国の安全衛生

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和2年度 社会保険労務士試験 試験問題」問32(原文のまま・無改変)

我が国の安全衛生に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問は、「平成30年労働安全衛生調査(実態調査)(常用労働者10人以上の民営事業所を対象)(厚生労働省)」の概況を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

正解3選択肢 3 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    治療と仕事の両立に向けた取組を行っている事業所の割合は、調査結果では約3割という水準とは異なり、より低い水準にあります。割合の記述が調査結果と整合せず、誤りです。

  • 2誤り

    産業医を選任している事業所割合や50人以上規模での選任状況の数値が本肢の記述と整合しません。割合の記述が調査結果と異なり、誤りです。

  • 3正しい

    メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は約6割であり、平成30年労働安全衛生調査の結果に沿った正しい記述です。

  • 4誤り

    受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業所の割合は『約6割にとどまる』のではなく、より高い水準にあります。割合の記述が調査結果と整合せず、誤りです。

  • 5誤り

    強いストレスの内容の上位3つは『仕事の質・量』『仕事の失敗、責任の発生等』『対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)』等であり、本肢の『顧客、取引先等からのクレーム』を上位3つに挙げる点が調査結果と整合せず、誤りです。

解説

正しいのは肢3で、平成30年労働安全衛生調査においてメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は約6割です。肢1の治療と仕事の両立の取組割合、肢2の産業医選任割合、肢4の受動喫煙防止対策の割合はいずれも調査結果の数値と整合せず誤りです。肢5は強いストレスの内容の上位項目について、実際の上位(仕事の質・量、仕事の失敗・責任、対人関係等)と異なる項目を挙げており誤りです。安全衛生調査の頻出数値(メンタルヘルス約6割、ストレス内容の上位項目)を正確に記憶することが攻略のポイントです。

ここがポイント

平成30年労働安全衛生調査の数値問題。メンタルヘルス対策の取組事業所は約6割。ストレス内容の上位は仕事の質・量等。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和2年度(2020年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

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