令和2年度 社労士厚生年金保険法難易度 標準

令和2年度 社労士試験 問58 厚生年金保険法

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和2年度 社会保険労務士試験 試験問題」問58(原文のまま・無改変)

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正解3選択肢 3 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    厚生労働大臣が機構保存本人確認情報により受給権者の生存・死亡を確認し、確認できないとき等に生存の事実を確認できる書類の提出を求めることができる旨で、本肢は正しい記述です。

  • 2正しい

    同順位の受給権者が複数いる場合に1人の所在が1年以上不明のとき、他の受給権者の申請により所在不明時にさかのぼって支給停止され、停止された者はいつでも解除申請ができます。本肢は正しい記述です。

  • 3誤り

    任意単独被保険者の認可を行ったときに通知すべき相手は、認可を申請した『事業主』であり、当該被保険者に通知するとする本肢は誤りです。

  • 4正しい

    配偶者以外の者に遺族厚生年金を支給する場合、受給権者の数に増減が生じたときは増減を生じた月の翌月から額を改定します。本肢は正しい記述です。

  • 5正しい

    受給権者が正当な理由なく身分関係に係る職員の質問に応じないときは、保険給付の額の全部又は一部の支給を停止することができます。本肢は正しい記述です。

解説

正解(誤っているもの)は肢3です。適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の者を被保険者とする認可(任意単独被保険者の認可)は、事業主の同意を得て申請されるものであり、認可を行った旨の通知も申請者である事業主に対して行われます。したがって『当該被保険者に通知しなければならない』とする肢3が誤りです。肢2の所在不明による支給停止、肢4の配偶者以外の受給権者の数の増減による改定、肢5の質問拒否による支給停止は、いずれも条文どおりの正しい記述です。手続上の通知の相手方を正確に押さえる必要があります。

ここがポイント

任意単独被保険者の認可の通知相手は申請者である事業主。所在不明1年以上で支給停止、配偶者以外は受給権者数の増減月の翌月から額を改定する。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和2年度(2020年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

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