令和4年度 社労士労働者災害補償保険法難易度 難

令和4年度 社労士試験 問14 業務災害

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和4年度 社会保険労務士試験 試験問題」問14(原文のまま・無改変)

業務災害に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    本肢は『正しいものはいくつあるか』の問いに対し『1つ』とする選択肢ですが、検討の結果、正しいものは5つあります。

  • 2誤り

    本肢は『2つ』とする選択肢ですが、検討の結果、正しいものは5つあります。

  • 3誤り

    本肢は『3つ』とする選択肢ですが、検討の結果、正しいものは5つあります。

  • 4誤り

    本肢は『4つ』とする選択肢ですが、検討の結果、正しいものは5つあります。

  • 5正しい

    5つの事例(作業終了直後の構内階段転落、帰所途上の交通事故、休憩中の昼食時に作業場近接地で岩石被災、ガソリン作業直後の引火事故、宿泊勤務における宿泊所石段転倒)はいずれも、業務遂行性・業務起因性が認められる行政解釈・判例があり、業務災害と認定されます。正しいものは5つ全てで、本肢が正解です。

解説

正解は『5つ』(肢5)です。業務災害該当性は『業務遂行性(事業主の支配・管理下にあること)』と『業務起因性(業務と災害との相当因果関係)』の二要件で判断されます。記述1(作業終了直後で構内階段からの転落)、記述2(帰所命令を受けて移動中の交通事故)、記述3(昼食休憩中でも作業場近接地で作業に内在する危険が現実化)、記述4(業務中のガソリン付着が直後の引火という業務起因性ある事故)、記述5(鉄道乗務員の折り返し業務に伴う宿泊所=事業主の支配下での負傷)は、いずれも行政通達・判例で業務災害該当性が肯定されている典型事例です。休憩中・宿泊中でも業務との結びつきがあれば業務災害となる点に注意が必要です。

ここがポイント

業務災害は『業務遂行性+業務起因性』。休憩中・帰所途上・宿泊勤務中でも事業主の支配下なら認められうる。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和4年度(2022年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。