令和4年度 社労士社会保険に関する一般常識難易度 やや難

令和4年度 社労士試験 問40 社会保険制度の保険給付

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和4年度 社会保険労務士試験 試験問題」問40(原文のまま・無改変)

社会保険制度の保険給付等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正解4選択肢 4 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    児童手当の受給権は譲渡・担保提供・差押えが禁止されています(児童手当法第15条)。本肢は条文どおり正しい記述です。

  • 2誤り

    労災保険の療養補償給付を受けられる業務災害については、国民健康保険の療養の給付は行われません。本肢は正しい記述です。

  • 3誤り

    児童手当の寄附の申出と市町村による代理受領の仕組みは児童手当法第22条に規定されており、本肢は条文どおり正しい記述です。

  • 4正しい

    疾病任意継続被保険者は、その資格期間中に発した職務外の事由による疾病・負傷について、要件を満たせば傷病手当金の支給を受けることができます。本肢は「受けることはできない」としており誤りです。

  • 5誤り

    介護保険の住所地特例は、特定施設等への入所により住所を移した場合に、入所前の市町村が引き続き保険者となる仕組みです。本肢は条文どおり正しい記述です。

解説

正解は肢4です。船員保険の疾病任意継続被保険者は、資格期間中(原則2年)に発した職務外の事由による疾病・負傷で職務に服することができない場合、所定の要件を満たせば傷病手当金の支給を受けられます。本肢は資格喪失後6か月以上経過した期間の事例であっても任意継続被保険者の地位にあるため、傷病手当金を一律に支給しないとする扱いは誤りです。児童手当の譲渡禁止(肢1)、国保と労災の調整(肢2)、児童手当の寄附制度(肢3)、介護保険の住所地特例(肢5)は、いずれも条文どおり正しい記述です。

ここがポイント

船員保険の疾病任意継続被保険者は職務外疾病による傷病手当金を受けられる。介護保険の住所地特例は入所前市町村が保険者。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和4年度(2022年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。