令和4年度 社労士試験 問6 賃金
労働基準法に定める賃金等に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
肢ごとの解説
- 1誤り
肢1〜5の正誤を順に検討すると、誤りは1つだけです。本問は『誤っているものはいくつあるか』を問うものですが、選択肢1〜5は番号がそのまま個数を表していると解されます。正解の『1(つ)』に対応する本肢を選ばせる構造で、本肢自体は番号として正しい数を示しています。
- 2誤り
肢2は誤りの個数として『2つ』を示すものですが、本問の検討結果として誤りは1つのみです。
- 3誤り
肢3は誤りの個数として『3つ』を示すものですが、検討結果は1つのみです。
- 4誤り
肢4は誤りの個数として『4つ』を示すものですが、検討結果は1つのみです。
- 5誤り
肢5は誤りの個数として『5つ』を示すものですが、検討結果は1つのみです。
解説
正解は『1つ』(肢1)です。本問は5つの記述(ア〜オに相当)のうち誤りが何個あるかを問う個数問題で、選択肢の番号がそのまま個数(1〜5)を表します。各記述を検討すると、通貨以外の賃金の評価方法を定める記述(記述1)は、労働協約での評価が必要なのは『通貨以外で支払う賃金』を実際に支払う場合の話で、平均賃金算定のために常に必要なわけではなく、内容に誤りがあります。一方、賃金支払期限の柔軟性(記述2)、非常時払の『疾病』は業務上外を問わない(記述3)、賃金債権譲渡と直接払の関係についての最高裁判例(昭和43年3月12日判決等。記述4)、出来高払の保障給における個人差の許容(記述5)はいずれも正しく、誤っているのは1つのみです。
ここがポイント
賃金分野の個数問題。賃金債権譲渡でも直接払原則は維持される(最判)が、退職手当は別扱いという判例知識が鍵。
本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和4年度(2022年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。