令和4年度 社労士社会保険に関する一般常識(選択式)難易度 標準選択式

令和4年度 社労士試験 問75 国民医療費・確定拠出年金・児童手当・要介護状態

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和4年度 社会保険労務士試験 試験問題」問75(原文のまま・無改変)

次の文中の【A】から【E】の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。

厚生労働省から令和3年11月に公表された「令和元年度国民医療費の概況」によると、令和元年度の国民医療費は44兆3,895億円である。年齢階級別国民医療費の構成割合についてみると、「65歳以上」の構成割合は【A】パーセントとなっている。企業型確定拠出年金の加入者又は企業型確定拠出年金の加入者であった者(当該確定拠出年金に個人別管理資産がある者に限る。)が死亡したときは、その者の遺族に、死亡した者の死亡の当時主としてその収入によって生計を維持されていなかった配偶者及び実父母、死亡した者の死亡の当時主としてその収入によって生計を維持されていた子、養父母及び兄弟姉妹がいた場合、死亡一時金を受け取ることができる遺族の第1順位は、【B】となる。児童手当法第18条第2項によると、被用者に対する児童手当の支給に要する費用(3歳以上の児童であって【C】に係る児童手当の額に係る部分に限る。)は、その3分の2に相当する額を国庫が負担し、その6分の1に相当する額を都道府県及び市町村がそれぞれ負担すると規定されている。介護保険法における「要介護状態」とは、【D】があるために、入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部又は一部について、【E】の期間にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態であって、その介護の必要の程度に応じて厚生労働省令で定める区分のいずれかに該当するもの(要支援状態に該当するものを除く。)をいう。

語群

  1. 1. 3か月
  2. 2. 6か月
  3. 3. 12か月
  4. 4. 15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者
  5. 5. 18か月
  6. 6. 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者
  7. 7. 31
  8. 8. 46
  9. 9. 61
  10. 10. 76
  11. 11. 加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病
  12. 12. 義務教育就学前の児童
  13. 13.
  14. 14. 実父母
  15. 15. 小学校終了前の児童
  16. 16. 心身の機能の低下
  17. 17. 身体上又は精神上の障害
  18. 18. 配偶者
  19. 19. 慢性的な認知機能の悪化
  20. 20. 養父母

空欄の正解

  • A9. 61

    令和元年度国民医療費の概況によれば、65歳以上の構成割合は61.0%です。総医療費44兆3,895億円のうち65歳以上が約27兆円を占め、高齢化に伴って高位を維持していることを示します。

  • B13. 子

    確定拠出年金法第41条等により、死亡一時金の受給順位は配偶者・生計維持されていた子等が先順位、それ以外の遺族(生計維持されていなかった配偶者・実父母など)は後順位です。設問の事例では生計維持されていた「子」が第1順位となります。

  • C15. 小学校終了前の児童

    児童手当法第18条第2項の被用者分の費用負担規定では、3歳以上「小学校終了前の児童」に係る児童手当部分について国庫3分の2、都道府県・市町村各6分の1の負担割合が適用されます。中学生分は別の負担割合になります。

  • D17. 身体上又は精神上の障害

    介護保険法第7条第1項は、要介護状態の原因として「身体上又は精神上の障害」と規定しています。第2号被保険者の特定疾病とは別概念であり、原因事由はより広く障害一般を含みます。

  • E2. 6か月

    同条同項は、日常生活動作について「6か月」にわたり継続して常時介護を要すると見込まれる状態を要介護状態と定義しています。要支援状態の継続見込期間(6か月)と同じ期間を覚えます。

解説

社会保険一般常識の代表的な複合論点です。Aは令和元年度国民医療費の概況の数値で、65歳以上の構成割合61%は試験対策として丸暗記しておきます。Bの確定拠出年金死亡一時金は、配偶者・生計維持の子等を先順位、生計維持されていなかった配偶者・実父母等を後順位とする独特の順位ルールがあり、本事例では生計維持されていた「子」が第1順位になります。Cの児童手当法第18条第2項は3歳以上小学校終了前の被用者分の費用負担を扱う条文で、国庫3分の2・都道府県6分の1・市町村6分の1という配分を正確に押さえます。DとEは介護保険法第7条第1項の要介護状態の定義で、「身体上又は精神上の障害」「6か月」というキーワードを条文どおり覚えることが要求されます。

ここがポイント

国民医療費65歳以上61%、確定拠出年金の死亡一時金は生計維持の子が先順位、児童手当の小学校終了前児童分の費用負担割合、介護保険法第7条の「身体上又は精神上の障害」と「6か月」を条文どおりに暗記します。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和4年度(2022年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-08)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。