令和5年度 社労士試験 問32
我が国の能力開発や人材育成に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 なお、本問は、「令和3年度能力開発基本調査(事業所調査)(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
肢ごとの解説
- 1正しい
能力開発・人材育成の問題点は『指導する人材が不足している』が最も高いという調査結果に沿っており、本肢は正しい記述です。
- 2誤り
正社員の自己啓発に対する支援の内容としては『受講料などの金銭的援助』の割合が最も高く、『教育訓練機関、通信教育等に関する情報提供』が最多であるとする本肢は順位が調査結果と異なり、誤りです。
- 3正しい
キャリアコンサルティングを行う上での問題点は『相談を行っても効果が見えにくい』が最も高いという調査結果に沿っており、本肢は正しい記述です。
- 4正しい
主体的なキャリア形成の取組では『上司による定期的な面談(1on1ミーティング等)』が最も高いという調査結果に沿っており、本肢は正しい記述です。
- 5正しい
職業能力評価の活用方法は『人事考課の判断基準』が最も高いという調査結果に沿っており、本肢は正しい記述です。
解説
正解は肢2です。本問は令和3年度能力開発基本調査に基づく統計問題で、正社員の自己啓発に対する支援の内容について、最も割合が高いのは『受講料などの金銭的援助』であり、『教育訓練機関、通信教育等に関する情報提供』を最多とする肢2の順位が誤りです。能力開発の問題点として『指導する人材が不足している』が最多であること(肢1)、キャリアコンサルティングの問題点(肢3)、主体的なキャリア形成の取組(肢4)、職業能力評価の活用方法(肢5)はいずれも調査結果に沿っています。統計問題では各項目の上位順位の入替えが誤りの典型パターンです。
ここがポイント
統計問題では上位項目の順位の入替えが誤りの典型。自己啓発支援は『受講料などの金銭的援助』が最多。調査名と主要順位を押さえる。
本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。
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