令和5年度 社労士労務管理その他の労働に関する一般常識難易度 難

令和5年度 社労士試験 問33

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和5年度 社会保険労務士試験 試験問題」問33(原文のまま・無改変)

我が国のパートタイム・有期雇用労働者の雇用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 なお、本問は、「令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査(事業所調査)(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

正解1選択肢 1 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    パートタイム・有期雇用労働者を雇用している企業の割合は7割を超えるという調査結果に沿っており、本肢が正しい記述です。

  • 2誤り

    雇用している就業形態の割合は『有期雇用パートタイム』が最も高いとは限らず、調査結果の順位(無期雇用パートタイムが上位等)と一致しないため、本肢は誤りです。

  • 3誤り

    雇用する理由は就業形態ごとに異なり、有期雇用パートタイムで『定年退職者の再雇用のため』が6割を超えるという点など、調査結果の数値・順位と一致せず、本肢は誤りです。

  • 4誤り

    教育訓練の種類で各就業形態において最も高いのは必ずしも『入職時のガイダンス(Off‒JT)』ではなく、OJT等が上位となる就業形態があり、調査結果と一致しないため本肢は誤りです。

  • 5誤り

    正社員転換の基準では『人事評価の結果』等が上位となり、『上司の推薦』が最も高いとする順位が調査結果と一致しないため、本肢は誤りです。

解説

正解は肢1です。本問は令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査に基づく統計問題で、パートタイム・有期雇用労働者を雇用している企業の割合が7割を超えるという基本的な数値が正しい記述です。雇用している就業形態の順位(肢2)、雇用する理由の構成(肢3)、教育訓練の種類で最も高い項目(肢4)、正社員転換の基準の順位(肢5)は、いずれも調査結果の数値や順位と一致せず誤りです。統計問題では全体の雇用割合のような大きな数値が正解肢となることが多く、細かな順位の入替えが誤り肢として配置されます。

ここがポイント

統計問題は全体割合の大数を正確に。パートタイム・有期雇用労働者を雇用する企業は7割超。細かな順位の入替えが誤り肢になりやすい。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。