令和5年度 社労士社会保険に関する一般常識難易度 やや難

令和5年度 社労士試験 問36

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和5年度 社会保険労務士試験 試験問題」問36(原文のまま・無改変)

確定拠出年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

正解3選択肢 3 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    「個人別管理資産」は個人型年金に限られず、企業型年金においても加入者等のために積み立てられる資産を含みます。「個人型年金のみにおいて積み立てられている資産」とする本肢は条文の定義と異なり、誤りです。

  • 2誤り

    同時に2以上の企業型年金の加入資格を有する場合、選択しないものを除く点は正しいですが、選択期限は資格を有するに至った日から起算して10日以内です。「20日以内」とする本肢は誤りです。

  • 3正しい

    老齢給付金の請求をしないまま75歳に達したときは、資産管理機関は記録関連運営管理機関等の裁定に基づき老齢給付金を支給します(自動支給)。本肢が正しい記述です。

  • 4誤り

    個人型年金加入者の掛金拠出は、年1回以上、定期的に行うものとされています。「年2回以上」とする本肢は誤りです。

  • 5誤り

    個人型年金加入者掛金は、運営管理機関ではなく国民年金基金連合会に納付するものとされています。納付先を「確定拠出年金運営管理機関」とする本肢は誤りです。

解説

正解は肢3です。確定拠出年金では、老齢給付金を請求しないまま75歳に達したとき、資産管理機関が裁定に基づき自動的に老齢給付金を支給する仕組みになっています。肢1は個人別管理資産の定義(企業型も含む)、肢2は選択期限(10日以内)、肢4は個人型の拠出回数(年1回以上)、肢5は掛金の納付先(国民年金基金連合会)がそれぞれ誤りです。確定拠出年金は数値要件と納付ルートが頻出するため、回数・期限・納付先を正確に押さえる必要があります。

ここがポイント

個人型加入者掛金の納付先は国民年金基金連合会。掛金拠出は年1回以上。複数企業型の選択期限は10日以内。75歳到達時は裁定に基づく老齢給付金の自動支給。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。