令和5年度 社労士健康保険法難易度 やや難

令和5年度 社労士試験 問47

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和5年度 社会保険労務士試験 試験問題」問47(原文のまま・無改変)

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正解4選択肢 4 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    海外にいる被保険者からの療養費の支給申請は原則として事業主等を経由させ、受領も事業主等が代理し、国外への送金は行いません。本肢は正しい記述です。

  • 2正しい

    健康保険組合は毎年度終了後6か月以内に事業及び決算に関する報告書を作成して厚生労働大臣に提出し、主たる事務所に備え付けます。本肢は正しい記述です。

  • 3正しい

    単に保険医の診療が不評という理由で保険診療を回避し保険医以外の診療を受けた場合は、療養費の支給は認められません。本肢は正しい記述です。

  • 4誤り

    登録型派遣労働者は、雇用契約終了後1か月以内に同一派遣元での次回雇用契約(1か月以上)が確実に見込まれる場合には、使用関係が継続しているものとして被保険者資格は喪失しません。「翌日に喪失する」とする本肢が誤りです。

  • 5正しい

    当初2か月以内の雇用期間でも、契約更新の明示等により更新が見込まれる場合は、最初の雇用契約期間の開始時から被保険者となります。本肢は正しい記述です。

解説

正解(誤り)は肢4です。登録型派遣労働者については、1つの雇用契約終了後1か月以内に同一派遣元事業主のもとで次回の雇用契約(1か月以上)が確実に見込まれる場合には、就労していない期間も含め使用関係が継続しているものとして被保険者資格は喪失しません。本肢の「翌日に資格を喪失する」は誤りです。他の肢は、海外療養費申請の取扱い(肢1)、健康保険組合の決算報告(肢2)、療養費支給の可否(肢3)、2か月以内雇用の更新見込みによる当初からの被保険者該当(肢5)をいずれも正しく述べています。

ここがポイント

登録型派遣労働者は契約終了後1か月以内に同一派遣元の次回契約(1か月以上)が確実なら被保険者資格は継続(喪失しない)。2か月以内雇用も更新見込みなら当初から被保険者。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。