令和6年度 社労士労務管理その他の労働に関する一般常識難易度 やや難

令和6年度 社労士試験 問31 労働安全衛生(実態調査)

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和6年度 社会保険労務士試験 試験問題」問31(原文のまま・無改変)

我が国の労働安全衛生に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 なお、本問は、「令和 4 年労働安全衛生調査(実態調査)(事業所調査)(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

正解4選択肢 4 が正しい

肢ごとの解説

  • 1正しい

    メンタルヘルス対策に取り組む事業所は 6 割を超え、取組内容では「ストレスチェックの実施」が最も多いとされており、調査結果に沿った正しい記述です。

  • 2正しい

    一般健康診断で所見のあった労働者がいる事業所は約 7 割で、講じた措置では「医師又は歯科医師から意見を聴いた」が最も多いとされ、正しい記述です。

  • 3正しい

    治療と仕事の両立支援に取り組む事業所は約 6 割で、取組内容では「通院や体調等に合わせた配慮・措置の検討」が最も多いとされ、正しい記述です。

  • 4誤り

    両立支援の取組に関し困難・課題と感じている内容では、「代替要員の確保」の割合が最も多いとされており、本肢のように「上司や同僚の負担」を最多とする点が調査結果と異なるため誤りです。

  • 5正しい

    転倒災害防止対策に取り組む事業所は 8 割を超え、取組内容では「整理・整頓・清掃の実施」が最も多いとされ、正しい記述です。

解説

労働安全衛生調査(実態調査)からの出題で、各取組の実施割合と取組内容の順位が問われています。メンタルヘルス対策(肢1)、健康診断の所見への措置(肢2)、両立支援の取組内容(肢3)、転倒災害防止対策(肢5)はいずれも調査結果に沿った正しい記述です。これに対し肢4は、両立支援の困難・課題として最も多いものを誤っています。実際には「代替要員の確保」が最多であり、「上司や同僚の負担」を最多とする点が事実と異なります。統計問題は『最も多い項目』の入れ替えで誤りを作る典型パターンであり、トップ項目を中心に押さえるのが効率的です。

ここがポイント

両立支援の困難・課題の最多は『代替要員の確保』。統計はトップ項目の入替えで誤りを作る典型。

本ページに掲載する問題文・選択肢は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する令和6年度(2024年度)社会保険労務士試験の試験問題からの引用です。正解は同機関公表の正答に基づきます。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。