令和7年度 社労士労務管理その他の労働に関する一般常識難易度 やや難

令和7年度 社労士試験 問33 労働者派遣

問題(引用)出典: 全国社会保険労務士会連合会 試験センター「令和7年度 社会保険労務士試験 試験問題」問33(原文のまま・無改変)

労働者派遣に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問は、「令和4年派遣労働者実態調査(事業所調査)(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

正解5選択肢 5 が正しい

肢ごとの解説

  • 1誤り

    全労働者数に対する派遣労働者の割合を産業別にみると、製造業や情報通信業などで高くなる傾向があり、『宿泊業、飲食サービス業』が最も高いとはされていません。本肢は調査結果と異なり誤りです。

  • 2誤り

    派遣労働者を就業させる理由としては『欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため』や『一時的・季節的な業務量の変動に対処するため』が高い割合を占めており、『雇用管理の負担が軽減されるため』を最も高いとする本肢は調査結果の順序と異なり誤りです。

  • 3誤り

    全労働者数に対する派遣労働者の割合は、事業所規模が大きいほど高くなる傾向にあります。規模が小さいほど高いとする本肢は誤りです。

  • 4誤り

    派遣労働者に対する教育訓練・能力開発を『実施した』事業所の割合は約3割という数値とは整合せず、本肢は調査結果と異なり誤りです。

  • 5正しい

    派遣元事業所から待遇情報等の提供を求められ実際に提供したことがある事業所を情報の種類別にみると、『福利厚生施設(給食施設、休憩室、更衣室)』の割合が最も高くなっています。本肢は調査結果に沿った正しい記述です。

解説

正解は肢5です。令和4年派遣労働者実態調査(事業所調査)によると、派遣元事業所から待遇情報等の提供を求められ実際に提供したことがある事業所を提供した情報の種類別にみると、『福利厚生施設(給食施設、休憩室、更衣室)』の割合が最も高くなっています。派遣労働者を就業させる理由は『欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため』等が上位を占める点(肢2が誤り)、派遣労働者割合は事業所規模が大きいほど高い傾向がある点(肢3が誤り)など、各設問の最多回答や傾向を正確に押さえましょう。

ここがポイント

令和4年派遣労働者実態調査:待遇情報の提供は『福利厚生施設』が最多。就業理由は欠員補充・人員迅速確保等が上位。派遣割合は事業所規模が大きいほど高い傾向。

本ページに掲載する試験問題(問題文・選択肢)は、令和7年度(2025年度)社会保険労務士試験のうち、公開されている過去問資料を参照して収録しています。正解は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表する正答に基づきます。社会保険労務士試験は試験センターが試験問題用紙を一般公開していないため、問題文・選択肢の収録は公開過去問資料を参照したものです。解説・ポイントは自習室比較ナビ編集部が独自に作成したものです。

解説は作成時点(2026-06-07)の法令にもとづく編集部の見解です。法改正により最新の法令と一致しない場合があります。正確性を保証するものではないため、必ず最新の公式情報をご確認ください。